株の単価は、損失と利益を知るために重要です!
- 「株式投資って何株から買えるの?」
- 「平均取得単価ってどういう意味?」
- 「1株からでも買えるって聞いたけど…」
この記事を読めば株の単価について理解できて、初心者でもすぐにはじめられます。
記事の後半では平均取得単価を計算するおすすめツールも記載しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
目次
株の単価とは?どういう意味?売買単位(単元)との違いは?
株の単価とは、1株あたりの購入金額のことです。
株の単価は何に必要? |
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売買単位(単元)とは? |
→例:売買単位100株の株式は100株、200株、300株と100の整数倍で購入(150株などの数字では購入できない) |
株は1株ずつでは買えないの? |
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議決権や株主優待 とは
株式を購入する=会社の所有権を得ること。より多くの株式を所有すれば経営に参加できたり(議決権)、利益が還元されたり(株主優待)する。
株式にいくら投資するかは、株の単価と売買単位(単元)によって決まります。購入画面に明記されていますのでチェックしてください。
株の平均取得単価とは?何に使う?
平均取得単価とは、株式を購入するのにかかったコストの平均値です。
日々変動する株の単価は、手数料も含めた平均値を計算することで損益の変動を割り出せます。平均取得単価は、売り買いの参考にしたり、譲渡益税額の計算に使ったりします。
譲渡益税額 とは
株式で得た利益にかかる税金のこと。確定申告などのときに、給与などほかの所得とは別に計算する。平均取得単価を参考に、税金をいくら支払うかが決まる。
確定申告をするときの株の平均取得単価の計算はどうやる?
- 平均取得単価の計算方法
- 株を買ったときの総コスト(単価×株数+手数料など)÷ 買った株数
たとえば…
1日目:単価750円の株を2,000株(手数料440円)購入
2日目:単価700円の株を1,000株(手数料374円)購入 保有株数3,000株{(750円×2,000株+440円)+(700円×1,000株+374円)}÷3,000株
平均取得単価 734円
平均取得単価を計算するときのポイントは3つあります。
- 1円未満は切り上げで計算
- 同じ株式を2回以上購入する場合は、総平均法に準ずる方法(購入のたびに計算し直した平均値)で計算
- 売ったときの取得単価は変わらない
株の平均取得単価を自動で計算できるおすすめツール3つ
サービス | おすすめ度 | 特徴 |
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平均単価計算 | ★★★★★ |
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Fical.net ナンピン計算 | ★★★★☆ |
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株・FX・仮装通貨 ナンピン計算機 |
★★★★☆ |
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ナンピンとは
株式が下落したときに、買付コストを引き下げる目的でさらに買い付けること。買付コストは平均取得単価を確認するため、ナンピン計算が役立つ。
平均取得単価の確認方法はさまざまです。中には、エクセル表計算を組む人もいますし、証券会社によっては過去の取引画面で平均取得単価を表示しているため、そちらを確認する人もいます。
取引スタイルに合わせて、使いやすいツールを選んでください。
まとめ:株の単価とは【1株買うのにかかる金額のこと】
- 株式投資は株の単価と売買単位(単元)をチェック
- 基本的に株の購入は100株単位から!
- 損益や税金の計算には、平均取得単価を確認しよう
ぜひ損益を上手に計算しながら、株式投資で理想の暮らしを実現してください!