債務整理は人生をやり直す大きなきっかけになります!
- 「債務整理をするとブラックリストに載るんだよね?」
- 「車や家はどうなるの?」
- 「会社にバレずに手続きできる?」
この記事を読むと、債務整理の具体的な方法や、手続きにかかる費用、会社にバレずに済む方法などがわかります。
記事の後半では、債務整理を依頼できるおすすめサービス5つについて記載しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
目次
債務整理とは?【借金チャラにするとどうなる?】クレジットカードは?
債務整理とは、借金で苦しんでいる人に対して借金の減額や返済義務を免除する手続きのことです。
債務整理は、お金を貸した人(債権者)と借りた人(債務者)が話し合う方法と、裁判所に申立をする方法があります。
債務者本人でも申請は可能です。しかし裁判所や債権者と何度もやりとりをしたり、難しい法律の知識を含んだりするため、弁護士や司法書士に代理人をお願いするのが一般的です。
債務整理は大きくわけると4種類あります。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
- 特定調停
借金額や返済能力などの状況に合わせて借金が減額されたり、免除されたりします。ただし注意点も。
債務整理をすると、信用情報機関(ローンやクレジットカード利用者の情報を取り扱う機関)に情報が登録されます。「ブラックリストに載る」といわれるのは、この信用情報機関のことです。
信用情報機関に登録されてしまうと、クレジットカードは新規発行できませんし、使用中のクレジットカードも利用停止となることがほとんど。新規のローンも組めなくなります。
債務整理をしても5~10年の期間が過ぎれば、信用情報機関の情報は削除されます。削除されれば、通常通りクレジットカードやローンを利用できるようになります(審査基準をクリアする必要はあります)。
債務整理の依頼費用はいくら?【払えない場合の対策も紹介】借金がある人は必見
種類 | 費用相場 | おすすめ度 | 特徴 |
---|---|---|---|
任意整理 | 5~15万円 | ★★★★★ |
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個人再生 | 45~80万円 | ★★★☆☆ |
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特定調停 | 1,500円 | ★★☆☆☆ |
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自己破産 | 30~130万円 | ★☆☆☆☆ |
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*費用は事例により異なります。
任意整理と特定調停はどちらも債権者と交渉して条件を緩和してもらう方法です。特定調停は個人で裁判所に申立てるため費用は抑えられますが、手間がかかる、成立しにくいなどのデメリット面に注意してください。
債務整理するには、一定の費用が必要です。
借金を抱えて苦しんでいるなかで、さらに費用を準備するのは難しいかもしれません。そのような場合は弁護士や司法書士に相談してください。きっと力になってくれるでしょう。
債務整理とは別に「過払い金返還請求」といって、借金返済時に払いすぎていた利息分を取り戻す手続きもあります。費用の目安は「10万円+成功報酬」です。
借金自体が減額・免除されるわけではないものの、利息が戻ってくることで、現在返済中の借金に充てられます。債務整理ではないためブラックリストに載ることもありません。
過払い金返還請が可能かどうかは、専門家に確認してもらいましょう。
債務整理のやり方【手順6ステップ!】借金に悩んでいる人は要チェック
個人再生や自己破産の場合、裁判所へ出向かなければなりません。弁護士なら同席してくれますが、司法書士の場合は書類作成のみです。
司法書士は弁護士に比べ依頼費用は安く済むものの、裁判所に同席できない、140万円以下の案件のみなど、対応できる範囲は限られています。
債務整理したら会社にバレる?クズ扱いされる?
基本的に債務整理が会社にバレることはありません。それに借金を踏み倒すならクズですが、債務整理は借金としっかり向き合うために、国が定めた救済措置です。恥ずかしいなんて思わないでくださいね。
しかし借金をして返せなくなってしまったことは間違いありません。できるなら会社にバレずに手続きしたいですよね。
債務整理の手続きは原則会社にバレることはありませんので、安心してください。
しかし以下のケースではバレるリスクが高まります。
- 会社から借金をしている場合
- 債務整理確定後の支払いが滞った場合
- 必要書類の作成時に理由を聞かれた場合
- 信用情報機関を見られた場合
任意整理や特定調停は債務整理する債権者を選択できます。会社から借金をしていた場合は選択から外すことで、バレる心配はありません。しかし個人再生や自己破産の場合、すべての債権者に連絡がいくため、残念ながらほぼ確実にバレてしまいます。
債務整理のデメリット7つ!【借金で悩んでいる人は要チェック】
- 信用情報機関に登録される(ブラックリストに載る)
- クレジットカードの新規発行は不可
- 新規ローンは組めない
- 和解できない(減額、免除されない)ケースもある
- 手続きに時間がかかる(数ヶ月~1年半程度)
- 裁判所に出廷しなければいけない(自己破産や特定調停の場合)
- 定期的または継続的な収入が必要
債務整理で考えられるデメリットは主に上記の7つです。
手続きの期間については、どの方法で債務整理をするのかにもよります。たとえば任意整理の場合は3~6カ月程度で済みますが、個人再生だと1~1年半ほどかかります。
債務整理を依頼できるおすすめサービス5つ【借金の悩みはこれで解決】まずは無料相談
サービス名 | 任意整理着手金 | 任意整理の基本報酬 | サイト説明 |
---|---|---|---|
はたの法務事務所 (司法書士) | 0円 | 22,000円~ |
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司法書士法人みつばグループ(司法書士) | 11,000円 | 11,000円 |
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ひばり法律事務所(弁護士) | 22,000円 | 22,000円 |
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アース法律事務所(弁護士) | 22,000円 | 22,000円 |
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東京ロータス法律事務所 (弁護士) | 22,000円 | 22,000円 |
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上記は、債務整理の取り扱い実績が豊富で信頼できる司法書士事務所と弁護士事務所です。
今は事務所に出向かなくても、オンラインで相談できます。無料相談を受け付けているので、借金に悩んでいるならばまずは連絡してみましょう。
まとめ:債務整理をすると借金の減額や免除ができる!【まずは専門家に無料相談】
- 債務整理は国が認めた制度
- 専門家に依頼するのが一般的
- ブラックリストに載るのは一定期間だけ
債務整理をすると借金の苦しみから開放されます。
ぜひ借金としっかり向き合って、新たな生活をスタートしてください。