債務返済支援保険は、長期間返済し続ける住宅ローンの強い味方となってくれます!
- 「債務返済支援保険ってどんな補償があるの?」
- 「保険料はどれくらいかかるの?」
- 「私にも必要かな?」
この記事を読めば債務返済支援保険の基礎知識がわかり、あなたに必要かどうかも判断できます。
記事の後半では債務返済支援保険のある住宅ローンも紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
目次
債務返済支援保険とは?うつやコロナでも住宅ローンの返済支援が受けられる?
債務返済支援保険とは病気やけがで一時的に収入が減ったときに、住宅ローンの返済額を補償してくれる保険です。
受け取れる条件 |
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保険加入の方法 |
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メリット |
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デメリット |
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住宅ローンを組んだ際に必ず加入する「団体信用生命保険」とは別物であることに注意しましょう。
債務返済支援保険はいくらのお金がもらえるのか?保険料は?
受け取り条件を満たせば、毎月ボーナス返済分を含む年間の返済予定合計額の12分の1をもらえます。
月々8万円とボーナス返済12万円の場合
年間の返済予定額(8×12+12=108万円)÷12=月9万円もらえる
大手の銀行でローンを組むと、ほとんどの場合基本的な保証は無料でついてきます。
地方銀行ですと1か月あたりの保険料相場は「ローン返済月額1万円につき56~58円」程度です(月8万円返済する場合、448~464円)。
債務返済支援保険で受け取ったお金に税金はかかる?
債務返済支援保険で受け取ったお金は非課税です。所得税法によって以下のように取り扱われているためです。
【照会要旨】
「債務返済支援保険」は、「身体の傷害に基因して支払を受ける」保険金に該当し、非課税と取り扱って差し支えありませんか。
【解答要旨】
被保険者の傷害又は疾病による就業障害としていることからすれば、一般の所得補償保険と同様に「身体の傷害に基因して支払を受けるもの」に該当すると認められ、その保険金は非課税とされます。
引用元:国税庁
保険金は収入ではなく、病気やけがによってマイナスになった部分の「補填」として扱われます。
債務返済支援保険は必要か?判断のポイント4つ
- 公的な制度や会社の福利厚生を確認
→傷病手当(給料の3分の2支給)や会社独自のサポートなどを把握しておく - 個人で加入している医療保険の見直し
→就労不能特約や所得補償のある保険を検討 - 万が一の時に売却できる資産額を把握
→投資の利益や車等、資産を売った場合どれくらいのお金を作れるか確認 - 住宅ローン以外の債務や固定費の把握
→携帯料金や各所への支払い等を確認
上記の項目で仕事ができない期間に得られる金額と、出ていく金額をきちんと把握しましょう。
収支を確認して「マイナスになりそうで不安だな」と感じた場合は債務返済支援保険への加入をオススメします。
債務返済支援保険のあるおすすめ住宅ローン3つ!【まずは無料シミュレーション】
住宅ローン名 | 保険料 | 特徴 |
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auじぶん銀行 | 無料 |
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SBIネット銀行 | 無料(実行時40歳未満の場合) |
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りそな銀行(凛next) | 無料 |
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上記は基本的な就業不能保障を無料で受けられるサービスです。
必要に応じて金利を上乗せすることで保障内容のアップグレードも可能です。
まとめ:債務返済支援保険は病気やケガ時に住宅ローン返済をサポートしてくれる!
- うつなどの精神疾患は保証外
- 住宅ローンによっては無料でついてくる
- ライフスタイルや資金計画に合わせて保障を増減しよう
- 受け取ったお金は非課税
健康を気遣っていても、病気や事故や災害によるケガは避けられないこともあります。
あなたもこの機会に万が一の備えを考えてみてくださいね。