日払いや手渡しの副業でも対策しないと会社にバレます!
- 「どうして副業してるってバレちゃうのかな」
- 「どうすればバレずに副業できるかな?」
- 「会社に知られずにこっそり稼ぎたい」
副業はしっかり対策をすれば会社に知られることなく稼げます。この記事を読むと副業がばれてしまう理由と、会社に見つかりにくくする対策がわかります。
記事の後半では、ばれにくいオススメの副業も紹介しているのでぜひ参考にしてください。
目次
「日払いの副業なら会社にばれない」は間違い!基本はバレる
副業が会社にバレるのに、日払いか月給かといった支払形態は無関係です。対策をしなければ副業していることは会社に丸わかりです。
バレる理由1. 住民税の納付通知書
副業が会社にバレる最大の原因は、住民税の額が変化することです。会社員の住民税は給与天引きなので勤務先に納税額が通知されます。
副業したことによって収入が上がり、住民税の額が明らかにに大きくなってしまうと「ほかに何か収入がある」ことが会社にわかってしまいます。
この住民税の通知は地方税法で定められていて必ず行われます。避けることができないためバレるのです。
住民税で副業がバレる仕組み
- 副業先はあなたに支払った給料を市役所等に報告
- 自治体は給与やほかの所得を合算して住民税を計算し、本業の勤務先に報告
- 会社の経理担当者:「あれ?住民税の金額が上がっている!副業したな・・・」
実際に新年度の住民税徴収額が決まる6月は副業バレが大量に発生します。
バレる理由2. 副業先で社会保険の加入条件を満たした
社会保険料も副業がバレる原因です。日払いのバイトならば加入されないと思っている人もいますが間違いです。
条件を満たすと社会保険の被保険者になります。健康保険法で定められているため、該当してしまうと問答無で加入させられます。
日払い単発バイトでも社会保険加入になる条件
- 週に20時間以上働いた
- 月額88,000円以上(年間約106万円以上)稼いだ
- 1年以上同じ職場で働く*
- 従業員501名以上(厚生年金の被保険者数)の勤務先で働いている*
- 学生でない(夜間や定時制除く)
*令和4年10月からは、2ヶ月以上同じ職場で働く・従業員100名以上の勤務先で働く、という条件に変わる予定
参照:日本年金機構
社会保険は複数の職場で加入することができません。社会保険加入の勤務先が複数ある場合には、「被保険者所属選択届・二以上事業所勤務届」を提出します。給与を合算した額で社会保険料を決めて、一番給料の高い会社が一括で払います。
このときの手続きや社会保険料の金額の増加で、勤め先に副業がバレてしまうのです。
バレる理由3. 副業先で年末調整をした
副業先で年末調整を行うと、本業の勤め先に連絡がいくこともあります。
副業の所得が給与だった場合、副業先でも源泉徴収をされているので年末調整の対象になります。しかし年末調整を受けるのは一番収入の多い勤務先のみです。
知っておこう
年末調整は必ずしなければいけないものではありません。確定申告でも税金の還付や控除の調整ができますので大丈夫です。
二重に年末調整をしてはいけません。副業先では年末調整をせず、源泉徴収票だけをもらって確定申告をしましょう。
報酬が手渡しの副業は会社にばれない?バレる可能性が高い!
たとえ日雇いのバイトで給料が手渡しでも、副業がアルバイト・パートの場合はバレます。手渡しでも給与明細や受け取りの記録が残るからです。
給料のやり取りに関する書類がないと人件費を申告できなくなるので、会社にとっては大きな損失です。記録を取らないことはありません。
会社が給料を支払ったときには、1年間の給料の合計額を記載した「給与支払報告書」を自治体に提出します。すると自治体は給与の合算をするので、本業の勤め先にバレます。
手渡しならバレないというのは間違いです。
手渡しでもバレる理由
会社側が給料を支払った記録を自治体に報告するから
副業が会社にばれない方法はないの?バレづらくなる対策3つ
なんとか会社にバレずに副業したい、その場合は本業の勤め先に連絡がいかないように対策しましょう。
対策1:給料制ではない仕事にする
副業バレを防ぐには、受け取るお金を「給与」ではなくしてしまうのが一番です。そうすれば本業の勤め先に連絡がいくのを避けられます。
仕事の募集の種類が「アルバイト・パート」ではなく「業務委託」になっていると給料制ではないです。
副業の収入は確定申告をします。そのときに住民税を「勤め先に払ってもらう」か「自分で払う」か選べるので、「自分で払う」にすれば会社に連絡がいきません。
メモ
自治体によっては住民税を「自分で払う」にしたくてもできない場合があり、この場合バレやすくなります。
対策2. 働く時間や稼ぐ金額をおさえる
稼ぐ金額が増えてしまうと、社会保険に加入しなければいけなくなります。月の労働時間を20時間未満にすれば加入しなくていいのでシフトを調整しましょう。
また副業収入が年間20万円以下であれば、確定申告も不要です。副業禁止の会社に勤めている場合は20万円を超えないような軽めの副業にすることも考えましょう。
軽めの副業ならバレにくい!
- 月20時間未満の労働時間
- 年間20万円以下の収入にする
対策3: 副業先が給料制でも確定申告をする
アルバイト・パートなど副業先で源泉徴収されていても、自分で確定申告すれば会社にバレにくくなります。
副業で源泉徴収されても、税務署から副業がばれることはまずありません。しかし年末調整をしてしまうと副業がバレる可能性が高くなりますから避けましょう。
副業の勤務先には以下の2点をはっきり伝えておこう
- 本業があること
- 副業なので年末調整は行わず、源泉徴収票だけがほしいこと
副業の年末調整は要注意です。副業先の経理や人事などの事務部門によく確認しましょう。
会社にばれない副業3つ!日払いや手渡しではない真っ当な副業
副業の種類 | ばれない理由 | 難易度 | 稼げる金額 | 仕事内容 |
---|---|---|---|---|
映像編集 |
|
普通 | 5万円 | YouTube動画など、撮影した映像をパソコンを使ってつなぎ合わせたり、字幕を入れたりする |
アンケートモニター |
|
簡単 | 数千円~2万円 | アンケートサイトに登録してアンケートに答える 新商品のモニターをする |
ハンドメイド販売 |
|
難しい | 5~10万円 | アクセサリーやスマホケースなどをつくって専用のサイトで販売する |
副業禁止の会社でこっそり副業をするなら、給与所得の副業にしないことは鉄則。その上でバレてもあまりうるさくいわれなさそうな小遣い稼ぎレベルや趣味の延長で稼ぐのがオススメです。
映像編集
業務委託で企業と契約して働きやすい副業です。副業の定番で稼ぎ方もマニュアル化されていて、初心者でもすぐに仕事を受注できます。
サイトの登録名も本名でなくてよく、在宅ワークのため会社にバレる心配も低いです。仕事をするためには基本的にパソコンが必要になります。
アンケートモニター
アンケートモニターは稼げる額は少ないですが副業と認識されないことも多く、バレても「暇つぶし」や「ポイ活」と言い訳できるのがいいところです。
通常のアンケートに答えるだけだとお金にならないのがネックです。ポイント単価の高い新商品のモニターやテスター、座談会のような手間のかかる調査に参加すると稼げます。
おすすめのアンケートサイト
ハンドメイド作品販売
アクセサリーやバッグなどを手作りしてインターネットで販売します。手先が器用で細かい作業が得意なら稼げます。
会社に知られても、「ハンドメイドが趣味で作品が一杯になってしまい、処分も兼ねて売っているだけで副業目的ではない」と取り繕うことができるのでオススメです。
まとめ:「日払いの副業は会社にバレない」はウソ!普通にバレる
- 日払いでも手渡しでも「給料」だとバレる可能性が大きい
- 業務委託などにして確定申告にすればバレにくい
- 副業収入は確定申告して住民税を自分で納付しよう
バレずに副業したいなら副業先で「給料」をもらうのはNG行為です。業務委託や自分の事業で稼ぐことでバレる危険性を下げることができます。
まずは紹介したサイトで、会社にバレにくい副業を始めてみてください。
本業以外の収入を作って、生活にゆとりをもちましょう。