そもそも証券とは?【わかりやすく簡単に解説】証券投資の種類&始め方も紹介

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証券投資は最低限の基礎知識を身につければ、すぐにはじめられます!

  • 「そもそも証券って何?」
  • 「証券投資って具体的にどういうものなの?」
  • 「投資のメリットだけじゃなくてデメリットも知っておきたいな」

この記事を読めば証券の基礎知識を得られ、初心者でも投資にチャレンジできます。

はるか
はるか
実際に証券に投資している人はたくさんいるよ

記事の後半では投資の始め方3ステップも紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

証券とは【権利があることを証明する券のこと!】2種類に分けられる

証券には「証拠証券」「有価証券」の2種類あります。2つの違いは以下の通り。

種類 特徴 具体例
証拠証券
  • 売買されない
  • 財産保有や支払いを行った証明となるもの
  • レシート・領収書
  • 預かり証
  • 借用書
  • 保険証書
  • 預金通帳 など
有価証券
  • 売買される
  • 財産的価値の権利発生や移転を表すもの
  • 資本証券(株式・債権)
  • 物財証券(商品券)
  • 貨幣証券(小切手・手形)

保有している財産や権利を証明するのみである証拠証券に対し、有価証券は証券そのものに価値があるという性質を持ちます。

はるか
はるか
たとえば通帳(証拠証券)ではお買い物できないけど、商品券(有価証券)なら可能ってことだね

証券に投資する(=証券投資)とはどういうこと?【初心者向けにわかりやすく解説】

証券投資とは有価証券を売買・保有して利益を得ることです。有価証券の中でも資本証券(株式や債券)が対象です。

世界中の企業や国は証券を発行し、投資家に買ってもらうことによって資金を調達しています。

証券は国や企業の業績や社会情勢の変化により価値も変化します。また保有していると配当や利子がつくことも。

安いときに買って高いときに売った際の差額や、配当や利子を得られる仕組みです。

はるか
はるか
資本証券は「投資してくれたお金を元手に利益を出して還元しますよ」という約束の証明書みたいなものなんだね

ただし証券の価値は業績や景気の悪化によってマイナスになるリスクもありますので、注意しましょう。

証券投資の主な種類とは?【簡単に解説】

種類 主な内容 メリット デメリット
投資信託
  • さまざまな資産にまとめて投資できる商品
  • 選定や売買を投資のプロに任せて資産運用
  • 売買のタイミングを気にしなくて良い
  • 少額投資できる
  • 分散投資しやすい
  • 信託金(運用を任せる手数料)がかかる
  • 短期間で利益を出しにくい
ETF(上場投資信託)
  • 上場企業の株にまとめて投資できる商品
  • 日経平均株価・東証株価指数などの指標に連動
  • 任意の市場(日本株・金プラチナなど)全体に投資できるため1銘柄で分散投資効果を持つ
  • 少額投資できる
  • 値動きがわかりやすい
  • 分配金を自動的に再投資できない
  • 自動積み立て投資に対応していないものも多い
REIT(不動産投資信託) いろいろな不動産にまとめて投資できる商品
  • 少額で不動産に投資できる
  • 物件管理をしなくて良い
  • 安定した分配を期待できる
  • 物件は自分のものにならない
  • 災害のリスクあり
  • 配当控除対象外
株式投資
  • 売買で生じる株価の変動による差額で稼ぐ
  • 投資先企業の業績に応じて利益を還元してもらえる
  • ミニ株であれば少額投資もできる
  • 配当金の他に優待も受けられる
  • ミニ株以外はまとまった資金が必要
  • 売却タイミングをこまめに見なければならない
国債 国に対してお金を貸し、利子を得る
  • 期間や金利のタイプ(固定・変動)を選択できる
  • 満期まで待てば元本は原則戻ってくる
  • 購入場所やタイミングは限られる
  • 途中売却で損をする可能性あり
  • 金利は低い
社債 企業に対してお金を貸し、利子を得る
  • 市場の相場に左右されない
  • 満期まで待てば原本は原則戻ってくる
  • 倒産の際に返済は株より優先される
  • 倒産の際に返済されないリスクあり
  • 途中売却で損をする可能性あり
FX 海外通貨を売買して為替により生じる差額で利益を出す
  • 取引所から資金を借入して投資もできる(レバレッジ)
  • 短期間で大きく儲けやすい
  • レートの下がったときに利益を得る投資方法もある
  • 自動取引ツールを利用できるサービスもある
  • 国内外の情勢を把握しなくてはならない
  • 短期間で損失も出やすい
  • レバレッジに失敗すると大きな借金になるリスクあり

証券投資は大きな利益を期待できるものほど、リスクも大きくなります。初心者は少額&長期投資で少しずつ利益を増やしていく投資スタイルが基本です。

はるか
はるか
知識や経験がまったくないのに、ハイリスクな投資をするのは危険だよ

証券投資のやり方とは?初心者は何から始める?【簡単3ステップ】

ステップ1
証券口座を作る
証券の売買は証券会社や金融機関を通して取引所で行うため、専用の口座を作らなければなりません

ネット証券を利用すれば即日、オンラインで口座開設できます。

取引用口座を開設出来たら、銀行口座から資金を入金しておきます。

ステップ2
希望の証券を購入
ネット証券のサイトから取引ページに移動します。

注文画面からどの証券をどれくらい買うか指定し、注文を確定させればOK。

ステップ3
利益を得る
取引ページから売却する証券と個数を選択し、売り注文を確定させます。

売買によって利益の得られる証券はこまめにチェックし、利益を得ましょう。配当狙いの株や、満期まで置いておく国債・社債は保有し続けます。

確定した利益や配当はさらに投資に回してもよいですし、引き出して利用してもOKです。


初心者はミニ株や投資信託など少額の投資からはじめてみましょう。またさまざまな証券に少しずつ投資しておくと、リスク分散できてオススメです。
はるか
はるか
まずは低リスクな投資で基礎知識をつめこんでいこう♪

まとめ:証券とは【権利があることを証明する券のこと!】

  • 証券は証拠証券と有価証券の2種類
  • 証券投資にはリスクもある
  • 初心者向きの低リスク投資からはじめよう

はるか
はるか
まずは『証券投資のやり方とは?初心者は何から始める?』で紹介した方法を参考に、投資の準備をしよう!

証券の取引口座開設は無料でできるため、作ってから考えても損はありません。

あなたもぜひ証券を利用して資産運用にチャレンジしてくださいね。

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