農業副業は稼げる【収益&儲かる野菜TOP10】初期費用や注意点も解説

技術を活かす

農業は初心者が片手間でやっても稼げる副業です。

  • 「農業って難しそう」
  • 「本業の片手間でやるのは大変そう」
  • 「初心者は失敗しそう」

農業といえば「3K(汚い・キツイ・危険)」のイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。しかし実際は初心者でも簡単に育てられる作物がたくさんあります。

この記事では初心者でも副業として農業で稼ぐ方法について解説しています。

記事の後半では、稼げる作物やおすすめの販売サイトについて記載しているので、ぜひ最後まで目を通してください。

そもそも副業で農業とは?初心者が片手間でやれるの?

近年本業の片手間で副業として農業を始める人が増えています。農業は初心者でも収入を得やすい副業であり、自然と触れ合うことでストレス発散にもなると人気が高まっているようです。

まずは具体的になにをするのか、本当に初心者でも稼げるのか、副業としての農業について解説します。

『副業として農業』とは具体的に何をするの?

副業として農業を行う場合、仕事帰りや出勤前に農地へ寄ったり、週末だけ作業をしたりなど、本業の合間に作物を育てて販売する形式になります。

以下のやり方で副業として農業ができます。

週末農業 畑を借りるまたは購入して週末のみ作業をする形
半農業 農業で自給自足や販売をしながら違う仕事もする形
アルバイト 農家や農業法人にアルバイトとして雇用される形

なお農業は副業として行う場合も本業として行う場合もやることは基本的に同じです。

農業でやること
畑の準備 作物によって適した畑の形が違います。どんな作物を育てるか決めたら、畑を準備しましょう。畑は家庭菜園でもOK。土地の確保が難しい場合はレンタル農園を利用しましょう。
道具の準備 農業専用の道具(農機具)やスコップなど、必要な道具を揃えます。栄養が豊富な土壌を作り欠かせない肥料も忘れないようにしましょう。
種や苗の準備 副業で1から農業を始めるのであれば、野菜や花などの種や苗がおすすめです。
種や苗を植える 作物によって方法が異なるため、予め最適な植え方を調べておきましょう。
水や肥料を撒く 作物の種類に合わせて、最適なタイミングと量・回数で水や肥料を撒きます。毎日撒く必要がない作物ならば、片手間で栽培できるためおすすめです。
間引きをする 生えてきた芽から生命力が強いものだけを残す作業です。あえて成長が遅く生命力が弱い芽を引き抜くことで、より強く質のよい作物が育ちやすくなります。
収穫 作物ができたら最適なタイミングで収穫をします。収穫後すぐに販売する必要がある作物も多いです。そのため予め販売の準備もしておきましょう。
売り方を決める ネットショップ、道の駅、スーパーの農地直送コーナーなどさまざまな方法で作物を販売できます。初心者のうちは、気軽に販売できるネットショップがおすすめです。
作物を梱包する 必要に応じて箱やビニールに入れるなど、作物の梱包も行います。
農機具の手入れをする 農機具の手入れも大切な作業です。大きな農機具ほど高価になるため、長く使えるように定期的な手入れを行いましょう。

農業で収入が得られるタイミングは作物が売れたときです。売れるまで収入にはなりません。

また作物によって、植えてから収穫できるまでの栽培期間は異なります。早く育つ作物(葉物野菜)でも最低1~3ヶ月はかかります。複数の種類を組み合わせ年間を通して収穫できる計画を立てるとよいでしょう。

年間スケジュールの例

  • 春:ミニトマトやピーマン
    →4~5月に植えると6~7月に収穫可能
  • 夏:オクラ
    →5~6月に植えると7~10月に収穫可能
  • 秋:キャベツ
    →8~9月に植えると11~12月に収穫可能
  • 冬:えんどう豆
    →10~12月に植えると4~6月に収穫可能

副業として農業をする場合、実際の稼働時間はあまり多く取れませんよね?

ただしやることはたくさんあるため、無理のない範囲で計画をきちんと立てる必要があります。

農業は初心者が副業で取り組んでも稼げる!

実際に副業で農業を始めて、収入を得ている人はたくさんいます。初心者でも知名度がなくても、農業ならば収入を得られます。

規模や作物の種類によっては大きな金額は期待できないかもしれません。

しかし0から1を生み出すのは比較的に難易度が低いので、農業はスキルのない初心者にもおすすめの副業です。

農業は副業だとどれくらい稼げるのか?手法別に紹介

手法 月収目安 解説・ポイント
1 稲作 10万円前後
  • 稲作には水田と陸稲の2種類ある(日本では水田稲作が主流)
  • 大規模な畑と施設が必要
  • 工程のほとんどが機会化されているため労働時間が少ない
2 畑作 15万円前後
  • 広大な畑で大量に作物を栽培する手法
  • 連作障害による生育不良のリスクがある
    →数種類の作物を順番に栽培
3 露地栽培 1~3万円前後
  • 野外の畑で作物を栽培する手法
  • 葉物野菜や根菜などが代表的な作物
4 施設栽培 5万円前後
  • ビニールハウスや工場などの施設で作物を栽培する手法
  • 天候や季節に左右されず栽培できる
5 果樹栽培 1~3万円前後
  • 収穫の時期が限られている
  • 収穫以外は病気や害虫の対策がメイン
  • 加工して付加価値を付けるなどビジネスチャンスが多い
6 花き栽培 5万円前後
  • 「花き」とは観賞用植物全般のこと
  • 自宅の庭やベランダなどから挑戦できる

月収目安は副業として始めた場合の金額です。農業は規模が大きくなればなるほど、何倍もの金額が稼げます。

ただし一般的な仕事とは異なり、毎月決まった金額が得られるわけではありません。

作物が売れるまでは栽培にかかる費用で収入がマイナスになるため注意しましょう。

副業で農業をする場合に初期費用はかかる?

なにもない状態で農業を始める場合、さまざまな初期費用はかかります。

副業で農業を始める場合に必要な初期費用は以下の通りです。

必要なもの 金額 備考
畑(農地) 公営:年10,000円前後
民営:月10,000円前後+入会金
家庭菜園の場合は無料。農家によっては作物を譲るだけで貸し出してくれるケースもある。
農機具レンタル 小型農機具(草刈り機やチェンソーなど):1日2,000~5,000円
大型農機具(トラクターや田植機など):1日20,000~30,000円
まずはレンタルでOK。
土農具(くわやスコップなど) 1個100~15,000円
資材(プランターや育苗箱など) 1個100~10,000円
肥料 5kgあたり500~1,500円 土壌の様子や作物によって変動。シリカゲルや茶殻など身の回りのもので代用も可能。
1袋100~500円
苗・株 1個50~500円
ビニールハウス 1個10,000円~ 必要な場合のみ。

レンタル農園によっては農機具や道具、肥料などが用意されているケースもあります。少しでも初期費用を抑えるならば、農機具などの無料貸し出しを行っているレンタル農園を利用するとよいでしょう。

初期費用は必要な分だけ用意すれば問題ありません。知り合いから譲ってもらうなどすれば、ほとんどかけずに済みます。

補足情報

利用できる補助金があれば利用しましょう。金額によっては初期費用が補えます。

ただし作物の種や苗は自身で用意しなければならないため、1円もお金をかけずに始めることはできません。

副業で農業を始める場合、必ず初期費用が必要になるため、ある程度の金額は用意しておきましょう。

【補助金のパンフレット(農林水産省)はこちら】

農業副業のメリット7つ

  1. 自分のペースで楽しみながら農業ができる
  2. 自給自足に近い生活ができる
  3. 新鮮な作物が食べられる
  4. 自然と触れ合うことでストレス軽減につながる
  5. 農業だけでなく食に関する知識が身につく
  6. 収入が減っても生活基盤が確保される
  7. さまざまな仕事に展開できる

農業はIT化が遅れている業界です。つまり未開拓の部分が多いジャンルといえます。

とくにネットを活用した農業であれば、後発組でも稼げる可能性は高いです。

農業副業のデメリット7つ

  1. 初期費用や設備投資が高い
  2. 思っている以上に体力が必要
  3. 最適な収穫時期の把握が難しい
  4. 不作で大きな赤字になる可能性もある
  5. 利益を出すまでに時間がかかる
  6. 必ず売れるわけではない(廃棄の可能性もある)

農業は初期費用が他の業種と比べて高くつきやすいため、参入しにくいのがデメリットです。

さらに品種によっては価格が不安定であり、必ずしも売れるわけではないため赤字のリスクもあります。

農業は初心者でも片手間でできる副業ですが「初期費用が用意できない」「赤字が出たら生活できない」など、金銭的な余裕がないときはおすすめしません

農業副業の注意点まとめ!初心者は始める前に要チェック

  • レンタル農園を利用する場合は営利目的OKか確認すること
    →原則NGのケースが多いため確認必須
  • レンタル農園の場合は借りられる期間が決まっている
    →市民農園の場合は5年が上限
  • 補助金を利用できるか忘れずに確認する
    →条件は多いが必ず確認をして補助金を有効に使う
  • 畑(農地)は通いやすい場所を選ぶ
    →通いにくいと行くこと自体がめんどうになり続かない
  • 苗・株を購入する場合は根元や葉を必ずチェック
    →傷やこぶがある場合は病気の可能性アリ。見極め方の知識を付けよう
  • 規模が小さいうちは大きな収益を期待しないこと
    →農業の収益は畑の大きさで左右されるため

レンタル農園の中でも自治体が管理している「市民農園」は営利目的での利用ができません。

ただし販売自体を禁止されているわけではありません。自分で消費しきれない分は販売OKです。

レンタル農園にはさまざまな規定があります。それぞれで規定も異なるため、必ず利用規約や条件などを隅々まで確認しましょう。

農業副業の始め方手順5ステップ!初心者向けに解説

ステップ1
何を作るか決める
必要な道具や畑は何を作るかによって異なります。まずは初心者でも育てられるあまり手間のかからない作物の中から決めてみましょう。
ステップ2
畑と道具を揃える
副業で農業を始める場合、あまり大きな畑は必要ありません。家庭菜園が難しい場合は市民農園やシェア農園などを活用して、土地をレンタルするとよいでしょう。トラクターなどの大規模な農機具は不要です。
ステップ3
土壌を作物が育つ環境にする
使われずに放置されている畑の場合、まずは雑草や石を取り除く作業から始めます。綺麗になったら土に肥料などを混ぜて、農作物が育つ土壌にしましょう。
ステップ4
作物を育てる
それぞれの作物に合った育て方をしましょう。
ステップ5
販路を確保する
作物がみのる前に、どのような手段で販売するか計画しましょう。販売方法によっては手続きが面倒な場合があるため、まずは簡単に利用できる販売サイトから始めるとよいでしょう。

初心者が本業の片手間で農業をするならば、以下の作物がおすすめです。

  • 葉物野菜(キャベツ・ほうれん草など)
  • 根菜(ニンジン・じゃがいもなど)
  • 果菜(ミニトマト・キュウリなど)

おすすめの理由は比較的に手間がかからず片手間で育てられるからです。

簡単に育てられる作物の中から、あなたが好きな種類を選んでみましょう!

農業副業で儲かる作物トップ10

順位 作物 目指せる所得(10aあたり) 労働時間(目安) 時給目安
1 白菜 10万円前後 約40時間 約2,564円
2 小菊 42万円前後 約210時間 約2.040円
3 キャベツ 18万円前後 約90時間 約2,000円
4 とうもろこし 16万円前後 約60時間 約1.870円
5 レタス 23万円前後 約130時間 約1,770円
6 スモモ 38万円前後 約215時間 約1,750円
7 ハナモモ 8万円前後 約50時間 約1,560円
8 サトイモ 26万円前後 約190時間 約1.350円
9 ブロッコリー 12万円前後 約90時間 約1,330円
10 メロン 29万円前後 約220時間 約1,300円

※所得:収入から経費を抜いた金額
※10a=1000平米(田んぼ1面分くらい)

上記は副業を基準にしたランキングのため、労働時間が少なくて済む作物から選出しています。

品種などによって所得や時給は変動しますが、葉物野菜は儲かりやすい傾向にあります。

【農業副業に最適】育てた作物を販売できるおすすめサイト3つ!

サイト名 登録料 販売手数料 入金サイクル ブラウザ版 アプリ版
1 メルカリ 無料 10% 申請後3営業日以内 あり あり
2 OWL(アウル) 無料 10% 末締め翌々月5営業日 なし あり
3 minne(ミンネ) 無料 10.56% 申請後翌月末払い あり あり

作物を販売できるサイトはたくさんありますが、とくに販売手数料が低くなおかつ登録条件がないサイトを選抜しています。

それぞれのサイトについて、以下から詳しく解説します。

メルカリ

フリマアプリとして有名なメルカリは、月間アクティブユーザーが2,000万人以上と多いのでおすすめです。

またメルカリ内でショップが作れるメルカリShopsでの販売も可能です。メルカリShopsは在庫管理やまとめての出品ができ、値下げ交渉不要で販売できます。

手数料や入金サイクルなどはどちらも同じです。

メルカリとメルカリShopsでアカウントの使い分けができるため、上手に活用して作物を販売しましょう。

メルカリの詳細はこちら

OWL(アウル)

OWL(アウル)は食材を販売できるアプリで、購入者との直接取引が可能です。

規格外や訳あり品の販売も可能で、自由に値段や内容量を設定できます。フリマアプリに近い感覚で手軽に販売できます。

また送り状作成不要で発送できるため、少しでも販売の手間を軽減したい場合はおすすめです。

OWL(アウルの詳細はこちら

minne(ミンネ)

minne(ミンネ)はハンドメイドのアクセサリーや雑貨などを販売できるサイトです。ただし食べ物の販売も可能です。

野菜や果物のカテゴリもあるため、加工せずにそのまま販売したい農業初心者にはおすすめの販売サイトです。

野菜や果物は出品数があまり多くないため、ライバルも少なくて売れやすい傾向にあります。

minne(ミンネ)の詳細はこちら

まとめ:農業の副業は初心者でも気軽に楽しく稼げる!

  • 最初は赤字だけど初心者でも収益を生み出しやすい
  • 家庭菜園や畑のレンタルで手頃に開始できる
  • 初心者でも本業の片手間で栽培できる作物はたくさんある

副業として片手間で農業をするのは難しいと思われがちですが、実際は初心者でも気軽に始められます。

ただし農業は規模の大きさが収益に直結するため、小さな畑ではあまり大きな金額は期待できません。

しかし自然に触れながら楽しく副業をできるため、非常におすすめです。

まずは育てやすくて稼ぎやすい作物にチャレンジしてみましょう。そしてこの記事で紹介した『作物を販売できるおすすめサイト3つ!』を活用して稼ぎましょう!