せどりはやめとけ?【稼げない理由21個&対策】すぐ稼げる人の特徴も紹介

せどり
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せどりは借金まみれになる可能性のある副業です!

  • 「本当にせどりは儲かるの?」
  • 「仕入れをミスして損しない?」
  • 「簡単に稼げるものなの?」

この記事を読むと、せどりはやめておいた方がいい理由と、その対策方法がわかります。あなたは本当にせどりをやるべきなのか明確になります。

実際に覚悟を決めて、副業せどりで月50万円以上稼いでいる人もいます。

記事の後半では、せどりが向いている人・向いていない人の特徴も解説しているので、ぜひ最後まで目を通してください。

目次

せどりはやめた方がいい?儲かるは嘘?実態を暴露!

せどりは、単純かつ地道な作業を続けられる人には向いています。一方で簡単に・早くお金を稼ぎたい場合には向いていません。

地道な作業を積み重ねて、小さな利益を出し続けていけば、稼げる副業です。

せどりは簡単に稼げると言いますが、以前よりは稼ぎにくい状況です。安く買って高く売る単純なビジネスゆえに、価格変動や手数料の増加といった少しの変化に影響されます。

また「在宅でできる副業」というイメージから新たにせどりを始める人が増えているのも原因です。

これからせどりを始めようと思っているならば、慎重に考えましょう。

「せどりはやめとけ」といわれる理由21個

理由 対策
1 世間体が悪い 迷惑行為はしない・知り合いに公言しない
2 仕入れ時も周りの視線が痛い 仕入れに慣れる・ネットで仕入れる
3 途中で辞められない 発送作業を外注する
4 在庫管理・発送作業が多い Amazonの発送代行(FBA)を利用する
5 同じ作業の繰り返しで飽きる 発送作業を外注する
6 最初は労力の割に稼げない 目標設定をする・成功イメージを持つ
7 Amazonの手数料値上がりで稼げない Amazon以外の販売場所を持つ
8 Amazonとの価格競争で勝てない Amazon以外の販売場所を持つ
9 中古価格が下がって利益が出ない 仕入れ値を下げる・セット売りする
10 中古品は検品などの別作業が必要 高評価の出品者から仕入れる
11 あなたのせいでなくても返品される 誠実に対応して低評価を避ける
12 店舗せどりは地域で利益が変わる ネットで仕入れる
13 最初に資金がないと稼げない 家の不用品販売から始めてみる
14 仕入れミスで大赤字になるリスクも 売り切れる量のみ仕入れる
15 売れるまで時間がかかると資金繰りできない 利益率と回転率を考えて仕入れ商品を決める
16 販売価格設定が意外と難しい 諸々の手数料を考えた価格にする
17 販売アカウントが凍結される 販売サイトの規約を厳守する
18 せどりのライバルが増えた ライバルの少ない商品を見つける
19 お店側がせどりを禁止している ネットで仕入れる
20 せどりを学べる環境がほぼない 【独学で実践→疑問点を解決】を繰り返す
21 せどりは簡単に稼げない せどりで稼ぐ難しさを正しく理解する

1.せどりの評判は圧倒的に悪い!クズ・うざい・頭悪いという声も多い

せどりのビジネスモデルは、いわゆる「転売」です。

転売と聞くとすぐに「違法ビジネスだ!」と拒否感を持ちがち。これは主に高額転売を行う「転売ヤー」が転売のイメージをガタ落ちさせているためです。

マナーとモラルを守ってせどりをする人もいますが、悪いイメージはせどり全体について回っています。

2.お店で商品を仕入れているときも周りからの視線が痛い

店舗で仕入れるせどりは、ネット上の商品価格と店舗価格を見比べて、より利益が多い商品を探します。

商品をひとつずつ調べて回るので、お店の滞在時間が長くなり、店員や周りのお客から冷ややかな視線を送られます。

最初はどうしても気になってしまいますが、何回も仕入れをしていると慣れて気にならなくなる人も。

周りの目を気にするのがイヤならば、ネットで仕入れを行うのも一つの手です。

3.せどりは辞めたいときや疲れたときも中断できない

せどりは、労働した分だけ稼げるビジネスです。

「辞めたい」「疲れた」と思っても、出品した商品が売れたら発送作業を行う必要があります。もし出品作業を辞めてしまえば、売れ残った在庫は赤字決定です。

扱う商品が季節もの・トレンドものならば、出品時期を逃すとほぼ利益は出ません。

せどりは商品がある限り延々作業し続けなければならないので、精神的に辛くなっても簡単にはやめられません。

4.在庫管理が大変・発送作業などやりたくない業務も多い

せどりは抱える商品が多ければより多くの利益に繋がりますが、大量の在庫を置くスペースを取られます。

また保存環境が重要な商品ならば、温度・湿度・日当たりも気にして管理しなければなりません。

さらに注文が入れば発送までにやることはたくさんあります。

  • 商品の最終チェック・クリーニング
  • 梱包(材料の用意からパッキングまで)
  • 発送先住所の記入
  • 発送の注文

発送作業はすべて単純作業のため、「やってて楽しくない」などのネガティブな意見も多いです。

5.『仕入れ→出品→発送』の繰り返し作業のため飽きて続かない

せどりで稼ぐならば、同じサイクルをずっと続けていく必要があります。飽き性な場合は難しいでしょう。

また効率的に売り上げをアップさせるには、仕入れる商品のリサーチが重要です。

しかしリサーチ作業も、仕入れ値とネット上の販売価格を延々比べるだけです。リサーチを楽しめないと続けるのは難しいでしょう。

6.最初のうちは労力と稼ぎがまったく見合わない

せどりで稼ぐコツは利益商品を多く見つけることです。しかし初心者には難しい!

有名せどらーのリサーチ方法を真似しても、最初はどこをどうやってチェックしたらいいかわからないものです。

何度もリサーチを繰り返して、やっと利益商品を仕入れたら、今度は出品作業が待っています。

仕入れて売るだけの簡単なビジネスといっても、利益を出すまでには膨大な時間と労力が必要です。

慣れると効率的に作業できますが、最初はほとんど稼げないと考えましょう。

7.Amazonの手数料や販売条件が厳しくなり稼ぎづらくなった

仕入れ商品をAmazonで販売するには、いくつかの手数料が発生します。

  • 基本料
  • 販売手数料
  • FBA手数料(FBAを利用している商品のみ)

基本料・販売手数料はさほど変化していませんが、最近FBA手数料の値上がりが続いています。

FBAとは?

FBA(フルフィルメント by Amazon)はAmazonが在庫管理や発送業務といった一連の作業を代行してくれるとても便利なサービスです。

FBAはせどりのネックとなる面倒な作業を担ってくれるため、たとえ値上げされても使い続ける人が多いのです。

またAmazonの販売条件も2017年から厳しくなっています。

新規アカウントでの出品はAmazonにより規制(制限)されることが多いです。これからアカウントを開設するならば十分注意しましょう。

8.Amazon自身が安値で商品を出品しており価格競争で勝てない

Amazonの商品の中には、Amazon自身(Amazon.co.jp)が販売している物もあります。

公式よりも安い価格で販売されているため、信頼性・価格帯のどちらにおいても、せどらーに勝ち目はありません。

Amazonでせどりを行っている人の中には「Amazon公式アカウントが1円単位での値下げ競争をしてくる」と悲痛な叫びを上げている人も多くいます。

Amazon自身が出品している商品は仕入れないのが無難でしょう。

9.中古品の販売価格が下がってきており利益が出づらい

メルカリやラクマといったフリマアプリの普及で、中古品の販売価格は以前よりも下がっています。

手に入りやすい中古品の価格は、もはや値下がりしすぎて利益が出ません。

こうした状況下でも中古品で利益を出したいならば、中古品ならではのレア商品を出品したりセット売りでお得感を出して勝負するのがいいでしょう。

中古品販売は許可が必要

中古品の販売には「古物商許可証」が必要です。
無許可での販売は違法行為となるので注意してください。

10.中古品を扱う場合は検品作業やチェックも必要

中古品はそれまでの使用状況によって商品の状態が全く異なります。

購入後のトラブルを避けるためにも、検品作業はできるだけ入念に行いましょう。

激安で販売しているアカウントには質の悪い商品もあるので、知れるときは注意です。販売実績が多く評価の高いアカウントから購入するのがおすすめです。

11.あなたのせいでなくてもクレームは来る・返品もされる

販売サイトによっては、返品対応がほぼ必須です。Amazonの場合は、購入者の都合で、好きなだけ返品できます。

購入者に落ち度がある場合でもクレームをもらいますし、返品対応も行わなければなりません。

また一度返品された商品は新品ではなく「中古品」になります。

当然価格も下がるので、予定した利益が出ない、もしくは売れても赤字になる可能性大です。

12.店舗で仕入れるせどりは地域によって稼ぎが変わる

基本的に店舗数が多い地域、つまり都心部の方が稼ぎやすいです。

これは主に3つの理由があります。

  • 店舗数が多い=商品数が多い
  • 店舗どうしが近いのでハシゴが簡単
  • 地方・離島は配送料が高い

地方のデメリットを解消するならば、ネットでの仕入れがおすすめです。

配送料は高くつきますが、商品数や移動時間のデメリットは対処できます。

13.最初に資金がないと仕入れを行えず稼げない

最初からバンバン利益を出せるわけではないので、初期費用は10万〜50万程度あると安心です。

せどりは何度も商品リサーチ・仕入れ・出品を行いながらコツをつかんでいきます。

最初の方はなかなか商品が売れず資金を回収できません。ある程度まとまったお金があった方が、たくさん実践できて早くコツをつかめますよ。

14.仕入れをしているのでミスすると大赤字になるリスクあり

せどりは仕入れでお金を使い、使った分をあとから回収していくシステムです。

仕入れた商品が売れなければ、最初にかけたお金は回収できません。

さらに仕入れた商品が家電製品など高額であれば、売れないと大赤字です。

初心者のうちはこうしたリスクの高い商品は避けましょう。

15.利益は出ても売れるまでに時間がかかると資金繰りできなくなる

利益の出る商品を見つけても、いつ売れるかはわかりません。

例えば1個3,000円の商品を20個買って1つ6,000円で出品すると、10個売れると初期費用は回収できます。

しかし10個売れるまでに3ヶ月以上かかるならば、その間の資金はマイナス状態です。

いくら利益商品を見つけても、売れる時期を考えないと回らないのです。

16.販売手数料や税金なども考慮した販売価格設定が意外と難しい

販売価格の設定は、主に以下のような計算で決まります。

仕入れ価格 + 仕入れ・発送経費 + 配送料 + 販売手数料 + 獲得したい利益=販売価格

仕入れ価格にこれらの諸費用を足した上で利益が出るような価格設定が必要です

初心者のうちは、仕入れの経費などが意外と抜けがちです。

ただしこの計算は競合を考慮していません。競合が安い金額で出品していたならば、あなたも安く販売する必要があります。

こうした価格計算は意外と繊細で難しいのです。

17.規約を守っていても販売アカウントが凍結される

アカウントを凍結させるかどうか、販売サイト側のさじかげんです。とくにAmazonの場合は、規約を守っていてもアカウントが凍結されるのは、よくある話です。

またAmazonでは規約の変更が行われると、その時点で規約を犯しているアカウントは、のきなみ凍結させてきます。

これに対処する一番の方法は、規約の変更にいち早く対応し、できる限りホワイトな販売手法を続けることです。それでも凍結されることは多いので、運の要素が多いです。

18.せどりが認知されすぎてライバルが増えた

今や「在宅でできる副業」として有名なせどり。

以前は月100万円ほど稼げていたが、ライバル増加で稼げなくなり撤退した人もいます。

「簡単に稼げる」というキャッチフレーズにひかれて今更はじめる場合、簡単には稼げないと覚悟しましょう。

19.お店側がせどりを禁止するなどの対策をしている

中古品販売店や家電量販店の中には、せどり禁止と貼り紙をしています。また買い物履歴を見た店員さんに注意をされることもあります。

せどりは転売ビジネスのため、お店が側があまりよく思っていません。また「せどらー=マナーが悪い・他のお客に迷惑をかける」というケースも多いため、せどりそのものを禁止しているのです。

店員に隠れながらも行えますが、悪いことをしている負い目とストレスは意外と多いです。

20.せどりを学ぶ方法が少ない・スクールやコンサルも詐欺ばかり

せどりを学ぶスクール・コンサルはたくさんあります。しかし30万円かかるスクールでも、本当に稼げる情報はあまり教えてくれません。

せどりはライバルが増えると稼ぎづらくなるビジネスの典型です。もしスクール講師が100人の生徒に「Aの商品が稼げる」という情報を流したら、どうなるでしょうか?

みんなが仕入れて価格競争が起き、結果としてAは儲からない商品に変わります。

つまりスクールが本当に稼げる情報を教えることは、ほとんどないのです。せどりの情報商材も同じです。

21.せどりは簡単に稼げると思いがちだが甘くない

せどりは単純ゆえに初心者でも参入しやすいビジネスです。

しかし実際にやってみると、誰でも稼ぎ続けられるほど甘くはありません。

在庫を抱えるリスクや周りから白い目で見られるリスクもしっかり理解した上で、覚悟を決めて挑戦するようにしましょう。

せどりに向いていない人・やめた方がいい人の特徴

せどりに向いていない人・やめた方がいい人の特徴をまとめて紹介します。

  • 楽して稼ぎたい
  • 時間があまりない
  • 失敗はせず確実に稼ぎたい
  • 失敗を通して学ぶ気はない
  • 現金もクレジットカードもない
  • リスクをまったく犯したくない

上記の特徴に当てはまる場合は、せどりを始めてもほぼ稼げずに終わるでしょう。

せどりは、何度も実践して失敗を繰り返すことで稼げるようになっていく副業です。

また在庫も抱えるので、売れ残って赤字になるリスクもあります。

ただしすべての副業に関して「簡単に・時間をかけず・失敗せず確実に」稼げることはまずありません。

せどりに向いている人の特徴6つ

  1. トレンドを追うのが好き
  2. 数字を追うのが好き
  3. 難しいビジネスはできない
  4. 単純作業を継続できる
  5. 初期費用がある
  6. 実践→課題発見→解決を繰り返せる

せどりは単純作業が多く、どうしても飽きやすいビジネスです。

飽きずに続けていくためには、好きなジャンルの商品でせどりをしたり「〇〇円稼ぐ!」と目標を決めてモチベーションを保つことです。

独学でスキルアップしていくのが好きならば、ビジネスの基本を学べるせどりはぜひおすすめですよ。

まとめ:「せどりはやめとけ」は人による!稼げる人は稼げる

  • せどりは単純かつ地道な作業を繰り返して稼ぐビジネス
  • やめとけと言われる主な理由はイメージが悪い・稼ぐのが難しいから
  • 単純作業が好きで初期費用があるならばやってみる価値あり

「せどりをやってみたい!」と思ったならば、まず商品のリサーチから始めてみましょう。

やっぱりせどりは向いていないと思ったとしても、諦めることはありません。スキル不要で始められる副業はせどり以外にもたくさんあります。

このサイトでは副業に関するさまざまな情報を発信しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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