投資収益率を理解&活用できれば、資産運用を有利にできます。
- 「投資収益率でどんなことがわかるの?」
- 「投資収益率さえチェックしていれば損はしない?」
- 「計算は苦手なんだけど大丈夫かな…」
この記事を読めば投資収益率の概要やメリットとデメリットも理解できます。
記事の後半ではおすすめの自動計算サイトも紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
目次
投資収益率とは?利益率との違いは?
投資収益率とは「投資した金額に対してどのくらいの収益を出せたか」の割合を測るものです。
投資収益率でわかる情報の例
- 株式に投資したら、どのくらいの利益を得られたか
- アプリ開発に費用をかけたら、どのくらいユーザー確保できたか
- 広告費用をかけたら、どのくらいの売り上げを増やせたか など
上記のように投資収益率は、効果的なお金の使い方ができているかを測る指標となります。
一方、利益率は「売上の中で利益はどれくらいを占めているか」を表す数値。違いは以下の通りです。
- 投資収益率は「利益を投資額で割る」
- 利益率は「利益を売上で割る」
投資収益率のメリットは?
- 投資額・収益の大小に惑わされない
→収益額は小さくても投資額に対して効率の良いものを発見できる - 次回投資の参考資料となる
→損切りや買い足しなど、無駄のない投資をできる - 規模や種類の違う投資収益も同じ基準で数値化できる
→自分の得意な投資方法がわかる
以下の例で比べてみましょう。
株B:10万円を投資→収益500円
上記の場合、収益額だけで見ると株Bの方が儲かっているように思えます。
しかし株Bの投資収益を株Aと同じ1万円あたりに換算すると50円しかありません。
投資収益率を出せば上記のような収支をパーセンテージで一目瞭然なのです。
より有利な資産運用をできるのは大きなメリットです。
投資収益率のデメリットは?
- 金銭以外の利益は含まれない
→物品や形のないサービスなどは計算外となる - 長期的な評価はできない
→あくまで結果を数値化したもので、今後の変動を見るものではない - 労力やかけた時間は考慮されない
→勉強時間や細かな売買の手間などを含むコストパフォーマンスは測れない
例えば株式投資の場合は、配当や売却収益以外にも「株主優待」というものを得られます。
関連サービスの割引や商品提供を受けられるものですが、投資収益率には反映されません。
投資収益率を計算した上で、優待の価値や今後の伸び率も一緒に考えておくとデメリットをカバーできます。
投資収益率の計算方法は?【例で解説】無料の自動計算サイトも紹介
投資収益率の計算式
(投資で得た収益÷投資した費用)×100=投資収益率(%)
例えば10万円投資して1万円の利益を出した時の投資利益率は以下の通りです。
投資収益率の高いものほど、より効率の良く利益を出せる投資ということになります。
投資収益率をカンタンに知りたい時は、以下の自動計算サイトを利用すると便利です。
ROI計算機 |
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投資利益率計算MNSマネー |
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投資収益率を利用したいシチュエーションに合わせて使い分けてください。
まとめ:投資収益率とは【投資したお金に対して生み出せる利益の割合のこと】
- 投資収益率を知れば効率的に投資できる
- 金銭以外の利益は別で考慮する
- 自動計算サイトでカンタンに算出可能
投資収益率を参考にすれば、バランス良く投資を組み立てることも可能です。
あなたもぜひ投資収益率を使って、資産形成に役立ててくださいね。