キャッシュカード詐欺は、「私は大丈夫」と思っている人ほど被害にあうリスク大です!
- 「キャッシュカード詐欺ってどんな手口なの?」
- 「詐欺に遭わないための注意点は?」
- 「もしキャッシュカード詐欺にあったらどうすればいい?」
この記事を読むと、キャッシュカード詐欺の手口や対策法、返金補償の方法がわかります。
記事の後半では、キャッシュカード詐欺について無料相談できるサイトを記載しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
目次
キャッシュカード詐欺とは?騙されるとどうなる?【手口も暴露】
キャッシュカード詐欺とは、言葉たくみに被害者を騙してキャッシュカードや暗証番号を盗み取る詐欺のこと。盗まれてしまうと、気づかないうちにお金を引き落とされてしまいます。
たとえば次のような手口で騙します。
- 警察や銀行関係者を偽り、キャッシュカードが不正利用されているとの連絡がある
- 保護や確認のためという口実で自宅に来る
- 封筒を渡され、キャッシュカードと暗証番号のメモを入れるように指示される
- その封筒に割印が必要といわれ、印鑑を取りに行かされる
- 印鑑を取りにいっている間に封筒をすり替えられる
- すり替えられた封筒に割印
- 手続きが終わるまで大切に管理するようにと指示され、すり替えられた封筒を渡される
自分でキャッシュカードを保管しているという意識を持たせ、被害者に不審感を持たれにくくする巧妙な手口です。
キャッシュカード詐欺の事例3つ【実際に騙された人の体験談を紹介】
事例1 | 警察を名乗り「あなた名義の口座からお金が引き出されている」と連絡がきて「キャッシュカードを裁判所に持っていけば取り戻す手続きができる」と言われる。その後犯人が自宅に訪問しキャッシュカードをだまし取る |
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事例2 | 具体的な銀行名を名乗り「個人情報が漏れているからキャッシュカードを交換しなければならない」との電話がある。「今のカードと暗証番号を記載して返送するように」と書いた封書が送られてきて、実際に新しいカードも同封されているが、それは偽物である |
事例3 | 百貨店従業員を名乗り「あなたのクレジットカードを使って買い物をしようとした人がいた」との連絡がある。「預金情報も出回っているから銀行にも連絡した方が良い」と電話番号を伝えられる。教えられた番号に電話をすると、カードの利用を止めるために手続きが必要だからと訪問され、キャッシュカードを渡してしまう |
詐欺グループは、警察や銀行関係者だけでなく百貨店を名乗るなど、さまざまな人物を騙って連絡をしてきます。
キャッシュカード詐欺の対策法5つ【騙されたくないなら要チェック】
- 知らない番号からの電話には出ない
- 個人情報は安易に言わない
- 個人情報を聞かれたら相手の所在や名前を確認し、折り返すと伝える
- 不審に思った時点で信頼できる人に相談する
- キャッシュカードを渡さない、暗証番号を教えない
電話口で「キャッシュカード」という言葉を言われたらまずおかしいと思ってください。あらゆる手口で騙そうとしてくるため、上記の対策法を覚えておきましょう。
キャッシュカード詐欺で現金を盗まれたら返金してもらえる?
キャッシュカード詐欺に遭って現金を盗まれた場合、基本的には返金されません。ほとんどの金融機関では、お客さま側の過失だと判断され返金補償の対象外となってしまうためです。
- 他人にキャッシュカードを渡した場合
- 他人に暗証番号を知らせた場合
上記のようなケースでは「お客さま側の過失」と判断され、返金補償の対象にならないと注意書きされているはずです。
ただし、被害状況に応じて各金融機関が個別に判断するものなので、返金補償される場合もあります。
返金補償してもらうには、被害発生後すぐに金融機関に連絡し、警察へ被害届を出すことが最低条件です。
キャッシュカード詐欺について無料相談できるおすすめサービス4つ
サービス名 | 特徴 | 評価 |
---|---|---|
ココナラ法律相談 | 匿名でさまざまな質問を弁護士の先生へ相談ができる(弁護士への依頼は有料) | ★★★★★ |
法テラス | 法的トラブルを解決してくれる法務省所管の公的な法人 | ★★★★☆ |
消費者庁ホットライン | 消費生活全般に関する相談ができ、公正な立場で処理をしてくれる | ★★★★☆ |
国民生活センター | 生活に関する情報の提供や調査、法による解決の手続きをしてくれる | ★★★☆☆ |
民間から行政までさまざまな相談先があります。
すべて無料で利用できますので、被害にあったときはもちろん、怪しいとおもったときも活用してくださいね。
まとめ:キャッシュカード詐欺に注意【怪しいと感じたら家族や専門家に相談しよう】
- キャッシュカード詐欺は言葉たくみにカードと暗証番号を盗み出す
- 被害に遭わないためにカード詐欺の対策法を知っておこう
- 詐欺にあったら銀行と警察には必ず相談すること
一番大切なのは詐欺にあわないことです。他人事だと思わず、詐欺は身近に潜んでいるという認識をもちましょう。