債務整理するとローン組めない?【また組めるまでの期間は?】ローン債務整理する方法

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債務整理はもしものときにあなたを守ってくれる大切な手段のひとつです!

  • 「債務整理をすると普通の生活はできなくなる?」
  • 「家族にバレずに手続きできるかな?」
  • 「どこに相談したらいいの?」

この記事を読めば債務整理について理解できて、債務整理にローンを組めるかどうかもわかります。

はるか
はるか
実際に債務整理を経験しても、ローン審査に通った人はたくさんいるよ♪

記事の後半では債務整理についておすすめの相談窓口も記載しているので、ぜひ最後まで目を通してください。

債務整理したら一生ローンが組めない?債務整理中はムリでも、完済後なら組める?

債務整理をしてもローンを組むことは可能です。

ただし債務整理中はローンを組めません。なぜなら債務整理の手続きが開始されると、ブラックリストに載る(信用情報機関に事故情報が載る)からです。法的に禁止されてはいないものの、債務整理中の人にお金を貸す金融機関はまずありません。

また債務整理をして残った借金を完済した場合であっても、ローンを組めない可能性はあります。

完済後であってもローンを組めない理由

  • ブラックリストに載った場合、完済後5年は記録が残るから
  • 社内ブラックには時効がないから

社内ブラックとは「金融機関の社内情報でブラックリスト入りしていること」を指します。

社内ブラックはずっと消えないケースもあります。債務整理の対象となった金融機関で再度ローンを組むことは難しいと考えたほうがよいでしょう。

はるか
はるか
「ブラックOK」なんて所もあるけど、それはヤミ金業者だから利用しちゃダメだよ!

債務整理後、いつからローンを組める?【種類別に紹介】

債務整理の種類 ローンが組めるまでの期間 特徴
任意整理 約5年
  • 貸金業者やクレジットカード会社と交渉して、返済計画について和解し、借金を完済するための手続き
  • 利息部分のみ減額できる
  • 家族や会社にバレにくい
個人再生 約5〜10年
  • 裁判所に再生計画の認可決定を受け、借金を大幅に減額してもらう
  • 借金を5分の1程度に減額できる
  • すべての借金が対象になる
自己破産 約5〜10年
  • 裁判所に借金返済の見込みがないと認めてもらうことで、借金の支払義務が免除される手続き
  • 借金が全額免除される
  • 手続きが難しく時間もかかる
特定調停 約5年
  • 簡易裁判所が債務者と債権者を仲介し、返済条件の軽減や方法の再検討などを行う
  • 大幅な減額はない
  • 手続きが比較的簡単で安く済む

借入金額がそこまで大きくない場合は、任意整理を検討してください。家族や会社にバレずに手続きを進められ、債務整理する借金を選べたり比較的短期間で手続きが済んだりといったメリットがあります。

また特定調停も債務整理にかかる費用を節約できるでしょう。しかし減額分は少ないため、専門家に頼まなければ不利な条件で和解交渉されるリスクもあります。

はるか
はるか
借入金額や状況を見て、自分に合った債務整理方法を選択しよう

債務整理後にローンを組むときの注意点5つ【初心者は要チェック】

  • ブラックリストからはずれているか、信用情報を確認する
  • 債務整理をした金融機関からは借りない
  • 1度に複数の金融機関で申し込みをしない
  • 安定した収入があることを示すため、むやみに転職をしない
  • ほかの借入は完済しておく

信用情報を確認するには、「日本情報信用機構」や「指定信用情報機関」に開示請求を行う必要があります。窓口やウェブ、郵送でカンタンに手続きできます。

金融機関は「この人は貸したお金をしっかり返済してくれるか?」というポイントで借入審査を行います。返済が遅れている、お金に困っているような履歴があったりすると、審査に通りにくくなるので注意してください。

はるか
はるか
審査の履歴は金融機関同士で共有されているの。万が一審査に落ちたら6カ月程度待ってから新しく申し込みをしよう

住宅や車のローンは債務整理できる?住宅や車は没収される?

住宅や車のローンも債務整理できます。債務整理とは、借金を減らしたり支払いに猶予をもたせたりして借金の悩みを解決する手続きのことです。住宅や車のローンも借金に含まれるため、債務整理の対象になります。

ただし債務整理をすれば住宅や車を没収される場合もあります。

債務整理のメリット
  • 借金を減額したり返済義務を免除したりできる
  • 一時的に督促や取立てを止められる
債務整理のデメリット
  • ブラックリストに載るため、新たな借入はできない
  • クレジットカードを利用できない
  • 銀行口座凍結のリスクがある
住宅や車が没収されることはある?
  • 任意整理であれば住宅・車を整理対象から除外して手元に残せる
  • ローンを返済中の住宅は、住宅ローン特則を利用すれば個人再生でも住宅を手元に残せる
  • ローン返済中の車は、所有権がローン会社にあるため、個人再生をすると車は没収される

任意再生や個人再生を選べば、住宅や車を残しながら借金を減額できます。ただし借入金額が大きく、自己破産する場合は、住宅や車を含む財産はすべて手放さなくてはいけません。

はるか
はるか
住宅・車を整理対象からはずせば没収はされないけれど、返済はこれまで通りしなくてはいけないよ

債務整理を考えているなら専門家に相談しよう!【おすすめサービス6つ】

サービス おすすめ度 特徴 注意点
法テラス ★★★★★
  • 法的トラブルに対応する総合案内所
  • 国が設立しているので相談のハードルが低い
  • 弁護士費用を安く抑えられる
  • 弁護士は選べない
  • 経済的に困窮している人を対象にしているので誰でも相談できるわけではない
日本弁護士連合会 ★★★★☆
  • 弁護士会の法律相談センターを日本全国から検索できる
  • 最寄りの弁護士を見つけられる
  • 公的な団体が運営する検索サイトなので安心感がある
  • 無料で相談できるところを検索エンジンから自分で探す必要がある
日本司法書士連合会 ★★★★☆
  • 司法書士に相談できる窓口を日本全国から検索できる
  • 最寄りの司法書士を見つけられる
  • 公的な団体が運営する検索サイトなので安心感がある
  • 検索エンジンから最寄りの相談窓口を自分で探す必要あり
  • 140万円を超える借金は司法書士によって対応できないケースも
  • 司法書士が対応できるのは簡易裁判所まで
公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会 ★★★☆☆
  • クレジット業界の総合団体
  • 相談・カウンセリング費用はすべて無料
  • 債務整理のやり方などを教えてくれる
  • 実際に債務整理を行う場合は、別途弁護士・司法書士に依頼する必要あり
日本貸金協会 ★★★☆☆
  • 借金問題や貸金業者への苦情などに対応する相談窓口を運営
  • 相談費用はすべて無料
  • 多重債務や借金の返済についての相談ができる
  • 実際に債務整理を行う場合は、別途弁護士・司法書士に依頼する必要あり
全国銀行協会 ★★★☆☆
  • 日本の銀行運営に関わる会員によって構成される一般財産法人
  • 相談・カウンセリング費用はすべて無料
  • 銀行業務に詳しいカウンセラーが個人のローン返済などについて相談に対応
  • 実際に債務整理を行う場合は、別途弁護士・司法書士に依頼する必要あり
  • 銀行で借り入れた各種ローンの返済についての相談に限定される

上記のサービスはすべて、金融庁が案内する多重債務の相談窓口です。

安心して相談できる一方、相談者が多いときなどは時間がかかることもあります。

急ぐ人には民間の法律事務所がおすすめです。弁護士・司法書士選びのポイントは債務整理の相談実績と債務整理にかかる総費用。信頼できる専門家に相談してくださいね。

はるか
はるか
お金の悩みは弁護士や司法書士が相談にのってくれるよ。まずは無料相談サービスを利用しよう!

まとめ:債務整理してもいずれまたローンは組める!【ただし計画的に利用しよう】

  • 債務整理は借金の減額&返済義務を免除できる手段!
  • 債務整理中にローンを組むのは難しい
  • 無料の相談窓口を利用してお金の不安は専門家に相談しよう
はるか
はるか
ローンを組むなら債務整理後!まずはこの記事で紹介した『債務整理を考えているなら専門家に相談しよう!【おすすめサービス6つ】』を参考に、債務整理について相談してみよう

ぜひ自分に合った債務整理を選択して、お金の負担や不安を減らしてください。

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