クレジットカード詐欺の被害にあったらすぐに対処しなくてはいけません!
- 「クレジットカードさえ失くさなければ大丈夫でしょ?」
- 「具体的にどんな手口で騙してくるの?」
- 「もし被害にあったら補償はしてくれる?」
この記事ではクレジットカード詐欺の手口や対処法について紹介しています。
記事の後半では詐欺にあった際の補償についても紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
目次
不正利用の原因!クレジットカード詐欺の種類7つまとめ【被害に遭わない方法】
種類 | 手口 | 被害に遭わない方法 | |
---|---|---|---|
1 | フィッシング詐欺 | 都合のよい内容のメールで偽サイトへ誘導し、クレジットカード情報を入力させる | 身に覚えのないメールに添付されているURLをむやみにクリックしない |
2 | スキミング | スキマーと呼ばれる専用の端末を使って、クレジットカードの情報を抜き取る | 暗証番号の管理をしっかりとおこない、ICタイプのカードにする |
3 | ネットショッピング詐欺 | 架空のネットショッピングサイトへ誘導し商品をカード払いで購入させる。その後カード情報を抜き取り商品も発送しない | ショッピングサイトの運営元を調べる |
4 | 出会い系サイト詐欺 | 出会い系サイト内で、クレジットカード決済のポイントを消費させる | 情報を隠している業者とは関わらない |
5 | なりすまし | クレジットカードの紛失・盗難などで第三者が不正に入手し、本人になりすまして使用する | 紛失や盗難に気づいたらすぐにカード会社と警察へ連絡する |
6 | ネットショップからの情報漏洩 | ネットショップがサイバー攻撃を受け、クレジットカードの情報を抜き取る | しっかりとセキュリティ対策されているサイトかを確認する |
7 | ショルダーハッキング | パソコンやスマホなどの画面を盗み見して、クレジットカードの情報を抜き取る | 第三者から見えるところでクレジットカードの情報を入力しない |
クレジットカード詐欺はアナログなものから、巧妙な手口までさまざまです。
とくにショッピングサイトの詐欺や情報漏洩に関しては、購入する前にサイトについて調べるようにしましょう。
正規に営業しているショッピングサイトは特定商取引法に基づき、販売業者名や運営責任者などを記載しています。その会社を信頼できるかどうかの判断材料にしてください。
また個人情報を入力する際には、SSL化(情報のやり取りを暗号化する技術のこと)されているかも確認しましょう。
これって不正利用?クレジットカード詐欺かどうかの確認方法【簡単3ステップ】
またどのお店で購入したかも確認しましょう。店舗名ではなくカード決済の代行会社名が記載されている場合もあります。会社名に心当たりがない場合をネット検索で確かめてください。
自動更新の手続きをしているサービスについては、いつ決済されるのか把握しておきましょう。
詐欺サイトにクレジットカード情報を入力してしまったらどうなる?【対処法も紹介】
詐欺サイトにクレジットカード情報を入力してしまうと大変危険です。
ネット上ではカード本体や暗証番号不要で利用できることも多く、すぐに不正利用されるためです。
万が一、詐欺サイトにクレジットカード情報を入力してしまったらすぐにクレジットカード会社へ連絡し以下の手続きを行います。
すぐにおこなうべき対処法
- カード利用の停止
- 暗証番号の変更
- カードの再発行
詐欺サイトに情報漏洩したことを伝えれば、カード会社はすぐに対応してくれますよ。
詐欺でクレジットカードが不正利用されたときの対処法【カード会社と警察に届け出よう】
不正利用された際には次の手順で対処します。
- クレジットカード会社へ連絡し、利用停止手続きをして被害を最小限におさえる
- 警察へ被害届を出し「受理番号」を教えてもらう
- クレジットカード会社へ再度連絡し、警察から教えてもらった受理番号を伝え、紛失・盗難保険を適用してもらう
- クレジットカードの利用停止後に、再発行手続きをおこなう
不正が発覚したらすぐに対処することが大切です。まずはカード会社へ連絡して不正利用された状況を伝えましょう。
受理番号とは
警察に被害届を出して受理されたら、その書類を管理するために振り分けられる番号のことです。
警察に届け出をした証拠になる受理番号があれば紛失・盗難保険が適用されます。
詐欺でクレジットカードが不正利用されたら補償される?【されなかった事例も紹介】
クレジットカードが不正利用された場合、基本的にカード会社が補償してくれます。
ネットショップによる情報漏洩であれば、カード会社ではなくネットショップが補償することも。
ただし以下のようなケースで、契約者に過失があったと判断された場合には、補償の対象とならない可能性があります。
- 暗証番号が第三者にわかるようになっていた
- カードの裏面に署名をしていなかった
- 警察に届出をしていない
- 補償期間内に報告しなかった
補償期間については、カード会社が定める報告するまでの日数を確認し、期間内に必ず報告するようにしましょう。
まとめ:クレジットカード詐欺に注意!【手口&対処法を知って不正利用を防ごう】
- クレジットカード詐欺の手口はいくつかの種類が存在する
- 不正利用が発覚したらすぐにカード会社と警察へ連絡する
- カード会社の補償はあるものの、対象にならないケースもあるので注意
カード詐欺は誰でも被害に遭うリスクがあるため、しっかりと管理しましょう!