投資信託の利益はいくらぐらい?【平均利回りの目安&計算方法】利益確定のやり方

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投資信託 利益

投資信託は分散投資でリスクを抑えて稼げる投資です。

  • 「儲かる投資信託ってどれ?」
  • 「具体的にどれくらい儲かる?」
  • 「損をしないコツってあるのかな?」

この記事を読むと、投資信託で得られる利益や税金についての疑問を解決できます。

はるか
はるか
実際に投資信託で毎月1万円ずつ長期積立をして、元本を倍にした人もいるよ

記事の後半では、投資信託で利益を得るのにおすすめなサービスを記載しているので、ぜひ最後まで目を通してください。

投資信託の平均利回りとは?どこで確認する?利益の計算方法は?

投資信託

投資信託の平均利回りとは、一定期間の運用で得られた利益を一年あたりの平均で表すものです。

投資額(元本)に対して得られた利益の割合を利回りと呼びます。そして「平均利回り」は投資期間に得られた利益を一年あたりの割合で表したものです。

利益とは

投資における利益には主に以下の二種類がある。

  • 売却益:安く買って高く売ったときの差額による利益
  • 分配益:商品を保有するだけでもらえる利益

投資信託をはじめるとき、銘柄選びでこの利回りは重要な参考情報となりますので、理解しておくといいでしょう。

利回りと平均利回りの計算式は以下のとおりです。

利回り(%) 利益÷投資金額×100
平均利回り(%) (利益÷投資年数)÷投資金額×100

利回りの高い商品を購入すれば儲かる金額は大きくなりますが、その分リスクも伴います。そのため初心者は3~5%程度の銘柄を選ぶのがオススメです。

はるか
はるか
利回りは投資信託会社のサイトや証券会社のランキングでカンタンに確認できるよ!

投資信託はどれくらい稼げる?利益はいくら?【種類別に紹介】

種類 平均利回りの目安 特徴
インデックスファンド -26~32%
  • 市場の値動きに連動する銘柄を組み合わせて運用する商品
  • 分散投資ができる
  • 少額からはじめられる
  • 運用はプロにおまかせ
  • 運用するための手数料がかかる
  • 短期間での利益を出すのは難しい
アクティブファンド -11~22%
  • ファンドマネージャーの分析により銘柄を選択して組み合わせる商品
  • 大きなリターンを期待できる
  • 商品数が豊富
  • インデックスファンドより手数料は高い
  • 市場を下回る可能性もある
バランス型ファンド -45~33%
  • さまざまな金融資産を組みあせて運用する商品
  • 幅広く分散投資できる
  • 購入の比率は自動でしてくれる
  • 少額からできる
  • コストが高い
  • 自分で資産分配の調整はできない
国内債券  -10~3%
  • 日本の国や複数の企業、地方自治体などにお金を貸して利息で稼ぐ
  • 少額で投資できる
  • 分散投資できる
  • 倒産リスクの影響を受けにくい
国内REIT -3~33%
  • たくさんの投資家から資金を集め、専門家が物件を選び運用する
  • 何百億もする高額不動産のオーナーの一員になれる
  • 賃貸料や売却益で利益を得る商品
  • 複数の不動産に投資できる
  • 不動産でも少額からはじめられる

投資信託の平均利回りは銘柄や期間により大きく差があります。

インデックスファンドよりも高い利回りを狙えるアクティブファンドであっても、インデックスファンドを下回ってしまうことはあります。

投資信託をはじめるときは、銘柄選びが重要です。

はるか
はるか
初心者はコツコツと長期投資していこう。相性がよいのはインデックスファンドだよ

投資信託の利益確定はいつすべき?【おすすめなタイミング&やり方】

投資信託の利益確定とは、購入時より売却価格が上がったときに利益を出して売ることです。

この利益確定をうまくできるかで、投資信託の儲けは大きく変わってきます。

利益確定のタイミングは以下の場合が考えられます。

  • 価格が上昇した場合
    →購入時より価格が上がったときに売れば利益を得られる。ただし手数料なども考えてトータルで利益が出ていることを確認しよう
  • 目標金額に到達した場合
    →あらかじめ目標金額や10%上がったら売るなどのルールを決めておくと、迷わず利益確定できる
  • 別の商品を買う場合
    →ほかに魅力的な商品を見つけたら、利益確定をして乗り換えよう
  • 現金が必要な場合
    →転職や病気などでお金が必要になった時は、投資信託を売れば現金を得られる

投資信託は長期的に運用すると、利息にさらに利息がつく複利効果で利益が出やすくなります。

しかしお金が必要になったときやすでに目標の利益が出たときなどは、利益確定のタイミングと言えます。

利益からは手数料や税金が引かれるため、純利益を確認してから確定をするよう注意してください。

利益確定は投資信託を購入した会社で売却する手続きをします。

すぐには現金にできないので注意

売却してから現金が入るまでには5~8営業日ほどかかります。貯金のようにすぐに降ろせるわけではないので気をつけましょう。

はるか
はるか
投資信託は長期投資で”複利の効果”を狙うのがおすすめ。利益確定はせずに保有し続けるのが基本だよ

投資信託で得た利益に税金はかかる?確定申告は必要?

投資信託 確定申告

投資信託で売却益や分配金などの利益を得た場合は、20.315%の税金を支払わなければいけません。

この税金は原則自分で確定申告をして納付します

確定申告は面倒だという人のために、ここでは確定申告の回避策をご紹介します。

それは証券会社の「特定口座」を利用することです。特定口座で源泉徴収ありを選ぶと証券会社が損益を計算して納税までしてくれるため、確定申告は不要です。

ただし以下のような決まりもあります。

給与の収入金額の合計額から、雑損控除、医療費控除、寄附金控除、基礎控除以外の各所得控除の合計額を差し引いた金額が150万円以下で、かつ、給与所得および退職所得以外の所得金額が20万円以下の人は、申告の必要はありません。引用元:国税庁

つまり年収2,000万年以下の人で副業所得が年間20万円以下の場合、確定申告をしなくても良いのです。

その場合も特定口座で源泉徴収ありを選ぶと税金が徴収されてしまうので、投資信託の初心者で所得が20万円を超えるかわからない人は、まずは特定口座で源泉徴収なしにしておくといいでしょう。

所得が20万円を超えた場合のみ、確定申告をすれば余分な税金を払う必要はありません。

またNISA口座を使うのもオススメ。利益にかかる税金が免除されますよ。

はるか
はるか
NISAの投資金額には上限があるから、そこもチェックしてね

投資信託で利益を得るのにおすすめなサービス3つ【初心者はここで口座開設】

サイト名 おすすめ度 サイト説明
SBI証券 ★★★★★
  • 国内トップクラスの取引数
  • 業界最安値の手数料
  • 売買手数料無料
  • 豊富な投資信託の銘柄数
  • 100円からはじめられる
  • Tポイントの利用可
楽天証券 ★★★★★
  • 知名度が高く安心できる
  • 売買手数料無料
  • 使いやすい無料ツール
  • 安い手数料
  • 楽天ポイントで投資ができる
松井証券 ★★★★☆
  • 老舗で安心のネット証券
  • 売買手数料無料
  • 積立て投資は100円から
  • 現金還元サービスがある

証券会社を選ぶポイントは売買手数料の安さです。投資信託はコツコツ運用が基本なため、例え少額でも手数料は無視できません。

松井証券の場合、ほかの2つに比べると投資信託の数は若干少なめですが、それでも500銘柄近くの中から選べるため初心者には十分でしょう。

はるか
はるか
この3つのどれかで口座開設すればまず間違いはないね!

まとめ:投資信託の利益は投資金の約3~5%【ただし必ず稼げるわけではない】

  • 目指す利益は3~5%
  • 長期投資で複利効果が狙える
  • 損をする場合もある

はるか
はるか
まずはこの記事で紹介した『投資信託で利益を得るのにおすすめなサービス3つ』を参考に、口座開設をしよう

コツコツ投資信託で積立てをすると、将来元金を大きく超える利益が期待できます。

まずは少ない金額でもやってみることが大切です。

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